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物が見えるしくみ・屈折異常

そもそも、どうして物が見えるの?

正視とは?

正視とは
外から目に入ってきた光が網膜上に像を結ぶ目のことで、屈折異常はありません。

近視とは?

近視とは
外から目に入ってきた光が網膜より手前で像を結ぶ目のことで、遠いところが見えにくくなります。

遠視とは?

遠視とは
外から目に入ってきた光が網膜より後方で像を結ぶ目のことです。遠くも近くも調節が必要なため疲れやすく、見え方だけでは自分で気づきにくいので、眼科でチェックしましょう。

乱視とは?

乱視とは
方向によって焦点位置が異なるため、網膜上に正しく像を結べず、物が二重に見えたりします。

眼精疲労・老視

老視とは?

年齢とともに調節力※が低下して、近くのものが見えにくくなること。
※ 調節力=ピントを合わせる力

眼精疲労とは?

目を酷使する生活で疲労がたまり、目のかすみや頭痛、肩こり等の症状が起きること
調節力のピークは10歳といわれています。
当院では眼精疲労軽減の観点からも遠近両用コンタクトレンズの処方を行っております。

遠近両用コンタクトレンズ

こんな心当たりありませんか??

携帯の文字が見えづらい
目線を移した時に
ピントが合いにくい
頭痛や肩こりを
感じることが増えた

遠近両用コンタクトレンズデビューしませんか?

遠近両用眼鏡の構造

遠近両用眼鏡の構造
年齢とともに調節力※が低下して、近くのものが見えにくくなること。
※ レンズの種類によりレンズの構造は異なります。

遠近両用ソフトレンズの構造

遠近両用ソフトレンズの構造
目線に合わせてレンズが動くので自然とピントが合います。
遠近両用コンタクトレンズは脳の仕組みを利用して見たいものにピントを合わせるため、メガネのように目線を切り替える必要はありません。
※ ハードコンタクトレンズはデザイン・仕様が異なります。

定期検査について

コンタクトレンズの定期検査を受けましょう

コンタクトレンズは眼科医の処方と指示に基づき正しく使用してください。

こんな症状ありませんか?

  • レンズをつけると違和感がある
  • 目が乾燥して調子が悪い
  • 目やにがでる
  • 特にサークルレンズを装用する時に黒目からズレてしまうのが気になる
目の病気
間違えた使い方をしていると
目の病気になってしまうことも…

異常を放っておくと…

装用時間が長すぎて角膜に負担が生じたり、レンズの汚れで傷がついたりする事があります。
また、レンズの汚れによるアレルギー反応で上まぶた裏側の結膜が充血して炎症が起こるとレンズがズレたりすることも…
※巨大乳頭性結膜炎
巨大乳頭性結膜炎

コンタクトレンズの定期検査を受けましょう

コンタクトレンズは高度管理医療機器(心臓ペースメーカーと同じランク)です。

コンタクトレンズは使い方を誤れば失明につながる恐れもあります。
自覚症状が無くても必ず定期査を受けましょう
- 特に使い捨てやソフトコンタクトレンズは装用感がよく、目の障害があっても自分では気づかない事も多いので、定期的な検査が必要です。

定期検査のサイクル

〜下記のスケジュールで定期検査をおすすめします〜
  1. 装用開始
  2. 1週間後
  3. 1ヶ月後
  4. 3ヶ月後
  5. 以降3ヶ月毎
  1. 装用開始
  2. 1週間後
  3. 1ヶ月後
  4. 3ヶ月後
  5. 以降3ヶ月毎
目の痛み、不快感、充血、ぼやけなど、少しでも異常を感じたら、すぐにコンタクトレンズをはずし、眼科で検査を受けてください。
コンタクトレンズは何十年も付き合っていくことになるでしょう。
長年お使いいただいているうちに、扱いが雑になってしまうことはあると思います。
しかしそれは、目にとって大変危険なことです。
定期的な検査を行うということは、現在、異常がないかを調べるだけではなく、改めて正しい使い方を確認していただく場となります。
患者さまの大切な目を長くより良い状態を保つために、当院は定期的な検査をすることを強くおすすめいたします。
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